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色覚バリアフリー.

2009年02月16日
色覚バリアフリー」を聞いたことがありますか?
私は最近まで知りませんでした。
「色覚バリアフリー」とは、誰にでもわかりやすい色使いを、ということです。
色はすべての人に同じに見えるわけではありません。
赤色と緑色を見分けにくい「色盲」は、黄色人種では男性の20人に1人(5%)、女性の500人に1人(0.2%)いると推定されているそうです(引用)。

インターネットやプレゼンテーションソフトの発達でいろいろな色を使う機会が増えましたが、
みんなが理解できる情報を発信できているのでしょうか?
ちょっと気をつけるだけで、色盲の人にはもちろん、色盲でない人にもわかりやすい情報を
示すことができるはず。
いろいろな方とのコミュニケーションにおいて知っておいた方がいいなと思いました。

特に気をつけたいのは、
1.色の組み合わせと色の明るさ。
2.色以外の情報でも理解できるようにすること。
3.赤に注意。
要するに、「白黒印刷しても理解できる情報になっているか」、を見直せばよいわけです。

具体的には、
1:赤と緑ではなく、たとえば赤と青といった暖色系と寒色系を組み合わせる。
  濃淡は見分けやすい。
2:色だけでなく形や模様でも見分けられるようにして、説明するときも「丸い赤色の~」
  と言うとわかりやすい。
3:赤は見にくいので、使うなら朱色がよい。濃い赤は黒っぽく見える。  

「色覚バリアフリー」という言葉を初めて聞いたのは、博士論文の図をある先生に
説明しているときのこと。
私が「赤字は~で、緑字は~の結果です。」と言うと、
先生から、「赤と緑を見分けられないので色覚バリアフリーにいてほしい。」
とのご要望を受けました。
学術雑誌に掲載された同じ図を見ると、自分が作った図とは色味(明るさ)がほんの少し変わっていました。やはり出版社では考慮されているのですね。

個人的に気をつけたいと思ったのは蛍光色素を使った実験結果の図を示すとき。
蛍光顕微鏡やDNAマイクロアレイの赤と緑では区別しにくいそうで、
これをマゼンダ(明るい赤紫)と緑に変換すればほとんどの場合解決できるようです(→変換の仕方)。(すみませんまだ試していませんが。)

ユニバーサルデザインって、私たちにもできるのですね。

【2/17追記】
自分のイメージファイルが色盲の人にどのように見えるのかウェブ上で簡単にシミュレーション(Vischeck)できます。
知ったこと | Comments(6) | Trackback(2)
Comment
カラーユニバーサルデザインに関するサイエンスカフェ
以前,サイエンスカフェ札幌でCoSTEP2期生の一星礼さんがカラーユニバーサルデザインに関するサイエンスカフェを企画実施されました.
リンクしておきますので,参考になさってください.

●サイエンス・カフェ札幌「色の見え方いろいろ~色覚の多様性とカラーユニバーサルデザイン」(☆ 一星 礼)
http://1hoshi-yuki.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_f5c0.html
はじめまして。
K_Tachibanaさんのところから来ました。
私も理系大学院生です。

色覚バリアフリー、知識としては知っていましたが、しっかり意識するようになったのは(まだできていませんが…)、やっぱり身近に"見えづらい"人がいるようになったからです。

身近な人がいなくとも、ユニバーサルに考えられるようになりたいなぁ、と思っています。
>K_Tachibanaさん

コメントとトラックバックありがとうございます。
カラーユニバーサルデザインのサイエンスカフェ情報をありがとうございます。参考にさせていただきます。
今回赤と緑が見分けにくいことについて書きましたが、見え方にはほかにもいろいろあるのですよね。
>suikyoさん

はじめまして!コメントありがとうございます。
suikyoさんのブログ、いつも拝見しています。

身近にあって初めて気がつくことってありますよね。
逆に言えば、自分も誰かの身近な情報になれるって
ことかな、と思います。
私もいろいろなことに気がつける人になりたいと思います。
こんにちは。

私も以前からこの件が気になっていました。

ちなみに、レーザーポインターも赤なので、ひょっとして見えずらい方もいるのは、と思ったことがあります。最近では、なるべく緑のポインターを使うようにしています(これで解決になっているのかは分かりませんが・・)。
>hoyaさん

コメントありがとうございます。
私も最近、なるべく緑のレーザーポインターを使うようにしています。みなさん気をつけられているのですね。私はごく最近に知ったのでした。

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Trackback
縁側のある家のブログ記事から. > 個人的に気をつけたいと思ったのは蛍光色素を使った実験結果 > の図を示すとき。 > 蛍光顕微鏡やDNAマイクロアレイの赤と緑は区別しにくいそうで、 > これをマゼンダ(明るい赤紫)と緑に変換すればほとんどの場 > 合解決できるようで
K_Tachibanaさん経由で、 色覚バリアフリー.:縁側のある家 を読みました。 最近は学会発表の案内にも、 見えづらい方に配慮したスライド...

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